ラブアンバジョでスタンダードクラスのホテルを選ぶなら、ザスゴーホテルが第1候補と言えます。高級リゾートのような大規模な敷地やプライベートビーチを持つホテルではありませんが、客室の新しさ、空港と港からの距離、レストラン、プール、買い物環境まで一つの建物にまとまっており、コモド島ツアー前後の滞在に必要な条件が揃っています。
ラブアンバジョには同程度の料金で泊まれるホテルが数多くありますが、客室はよくても港から離れていたり、中心部に近くても建物が古かったりと、どこか難点があるホテルも少なくありません。ザスゴーホテルは、料金をスタンダードクラスに抑えながら、滞在中の不便を減らせる点でバランスが取れています。

空港から車で約10分
ザスゴーホテルは、コモド空港から車で約10分の場所にあります。ラブアンバジョ到着後、長時間の車移動をせずにホテルまで向かえるため、ジャカルタ、バリ島あるいは国際線などから飛行機で到着した日の予定も立てられます。空港周辺の道路状況によって多少変わりますが、市内ホテルの中でも空港との距離は短い部類です。
コモド島ツアーでは、早朝にホテルを出発する日もあれば、ツアー終了後にホテルへ戻り、翌朝の便でラブアンバジョを出発する日もあります。空港まで約10分なら、帰国日や国内線への乗り継ぎ日にも時間を多く取られません。ラブアンバジョ滞在を2泊または3泊にまとめる場合、この距離はホテル選びで大きな違いになります。
港までは徒歩で行こうとすると遠い距離ですが、市内中心部までは徒歩圏ですので夕食どきなどに外出するには問題ありません。ただ、道路には坂があるため、スーツケースを持って移動する場合は車を利用する必要があります。空港に近いだけでなく、コモド島ツアーの出発地点となる港からもそう離れていないことが、ザスゴーホテルの立地の特徴となります。

客室が比較的新しく清潔
ザスゴーホテルは比較的新しい建物で、客室、水回り、共用部分がスタンダードホテルとして整っています。ラブアンバジョでは、写真ではきれいに見えても、築年数が経過し、浴室や空調設備に古さが出ているホテルがあります。ザスゴーホテルは客室の内装が現代的で、床や家具も簡潔にまとめられています。
若干細かい箇所にメンテナンスが必要なところもありますが、2026年現在まだまだ許容範囲と言えます。
そして、このホテルには驚くべき点がありまして、日中ハウスキーピングが館内清掃を行う際に、なんと床を消毒しているのを目撃したことがあります。
たまに客室内が消毒くさいなと思うことがありましたが、これは消毒だったのでしょう。他国でもスタンダードホテルでそこまで清掃をする施設はあまり聞きませんが、ラブアンバジョではおそらくザスゴーホテルだけでしょう。これはポイントが高いです。
客室数は87室あり、個人旅行、カップル、家族旅行、少人数のグループまで利用できます。室内にはベッド、エアコン、シャワー、洗面台、テレビなど、短期滞在に必要な設備が揃っています。コモド島ツアーでは海水や砂が付いた衣類を持ち帰ることもあるため、客室内と浴室に十分な広さがあるホテルのほうが快適です。
客室には眺望ありの部屋となしの部屋があります。ラブアンバジョのスタンダードホテルでは、眺望よりも客室の状態を優先したほうがよい場合があります。日中はコモド国立公園のボートツアーに参加し、ホテルで過ごす時間は朝と夜が中心になるためです。ザスゴーホテルは過度な装飾を設けず、睡眠、シャワー、着替え、食事という滞在の基本をきちんと満たしています。
なお、こちらのホテルの客室内にハンドタオルはなく、バスタオルのみとなりますので、注意が必要です。自身のものを持参した方が良いでしょう。

屋上にプールとレストラン
建物の上階にはプールとレストランがあり、ラブアンバジョの海や周囲の丘を見渡せます。コモド島ツアーから戻ったあと、ホテルの外まで食事に出かけなくても、館内で夕食を済ませられます。早朝から夕方までボートツアーに参加した日は、シャワーを浴びたあと、そのまま上階で食事を取れるのが便利です。
ラブアンバジョの夕方は、港の向こうに日が沈み、空と海の色が少しずつ変わります。海沿いの高級ホテルだけでなく、市街地の高い位置にあるホテルからも夕景を眺められます。ザスゴーホテルの屋上は、スタンダードクラスの料金でラブアンバジョらしい景色を楽しめる場所です。
プールは大規模なリゾートプールではありませんが、コモド島ツアーに出ない時間や、飛行機の到着後に休むには十分です。ラブアンバジョでは日中の気温が高いため、ホテルにプールがあるだけで午後の過ごし方が変わります。客室、レストラン、プールが同じ建物内にあるため、短い滞在でも時間が無駄になりません。

建物内にスーパーがある
ザスゴーホテルの大きな特徴は、建物内にスーパーがあることです。飲料水、菓子、果物、日用品などをホテルの外まで買いに行かずに用意できます。コモド島ツアーの前日に水や軽食を買う場合や、到着日に洗面用品などが必要になった場合にも、その場で揃えられるので便利です。
ラブアンバジョの中心部には商店やコンビニに近い店舗がありますが、ホテルによっては買い物のために坂道を歩いたり、車を手配したりする必要があります。ザスゴーホテルなら、エレベーターで下の階に移動するだけです。雨の日や日差しの強い時間帯でも、建物の外を長く歩かずに買い物を済ませられます。
コモド島ツアーでは、早朝出発に備えて前夜に荷物を準備します。飲料水、酔い止め、日焼け止め、菓子などを確認した際、足りない物をすぐ購入できる環境は安心につながります。高級感を前面に出した設備ではありませんが、旅行中に必要となる場面が多く、ザスゴーホテルを選ぶ理由の一つになります。

スタンダードホテルなら最有力
ほとんど知られていませんが、ザスゴーホテルの良いところに、朝弁当(ブレックファーストボックス)のメニューが充実していることが挙げられます。コモド島のツアーに参加する場合、その多くが早朝出発で、朝食をレストランで食べられないので朝弁当をホテルにリクエストすることになりますが、こちらのホテルはメニューが充実しています。知っている限りでもっとも豊富な種類があると思います。
ザスゴーホテルは、ラブアンバジョでホテルそのものを目的に滞在する人より、コモド島ツアーを主な目的として、清潔で設備の整ったホテルを探している人に合います。空港から車で約10分、港まで車で約10分、建物内にはレストラン、プール、スーパーがあり、短期滞在に必要なものが1か所に揃っています。
ラブアンバジョには、海沿いの高級リゾート、丘の上の眺望ホテル、市街地の低価格ホテルなど、さまざまな選択があります。その中でスタンダードクラスを選ぶ場合、料金だけで決めると、空港や港への移動、食事、買い物に余計な時間がかかることがあります。ザスゴーホテルは、立地、客室、設備、料金のいずれか1つだけが優れているのではなく、全体が均等に整っています。
コモド島ツアーの前後に泊まるホテルとして考えるなら、ザスゴーホテルはラブアンバジョのスタンダードホテルで最有力だと言えます。豪華さを求めて料金を上げる必要はなく、低価格だけを優先して設備を減らす必要もありません。現状ではまだ良質のスタンダードホテルが非常に少ないラブアンバジョではもっとも安定したサービスを提供していると思います。
※注意:ザスゴーホテルのコンセントタイプは日本のものが使用できません。タイプCのユニバーサルプラグを用意してください。


