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    ラブアンバジョはコモド島ツアー以外に何がある?到着日と帰国日の過ごし方

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    到着日は市内と洞窟を巡る

    コモド島旅行では、ラブアンバジョに到着した翌朝からコモド国立公園を巡るツアーを予定している人が多く、到着日はホテルで過ごすだけになりがちです。しかし、ラブアンバジョはコモド空港、港、市街地が近い範囲にまとまっており、昼頃までに到着できれば午後を観光に使えます。コモド空港から港周辺までは車で10分前後なので、空港からホテルに向かい、荷物を預けたあとに観光を始めても遅くありません。翌日のコモド島ツアーは早朝出発になることが多いため、到着日に長距離の観光を組むより、ラブアンバジョ市内とその周辺を数時間見て回り、夕食後は早めにホテルへ戻る予定が合っています。バリ島から午前便で到着する場合なら観光できる時間は十分にあり、午後便でも到着時刻によっては夕日を楽しめます。

    最初に訪れやすいのがバトゥ・チェルミン洞窟です。コモド空港からそれほど離れておらず、ラブアンバジョ到着日に組み込みやすい場所のひとつで、「Batu Cermin」はインドネシア語で「鏡の石」を意味します。岩の隙間から射し込んだ光が石灰岩に反射することから名付けられた洞窟で、内部ではサンゴや海洋生物の痕跡が残る岩を見ることができます。この一帯が遠い過去には海の影響を受けていたことが分かる場所でもあり、コモド島やパダール島とは違ったフローレス島の地形を見ることができます。洞窟周辺には木々も残っており、サルを見かけることもあります。長時間を要する観光地ではないので、到着日の午後に洞窟を見学し、その後に市街地へ戻って夕日を見る行程なら、翌日のコモド島ツアーにも影響しません。


    夕方はラブアンバジョの夕日

    ラブアンバジョでコモド島ツアー以外に何を見るかと聞かれたら、夕日は外せません。市街地の西側に海が広がり、その沖には大小の島が点在しているため、夕方になると港の船、島の輪郭、空の色が重なるラブアンバジョらしい景色になります。市街地に近い場所ではプンチャック・ワリンギンが代表的で、港や海を高い位置から眺められます。コモド空港からも近く、午後便で到着してホテルに荷物を預けたあと、そのまま向かうこともできます。日没は年間を通じておおむね18時前後なので、17時頃には現地に着いておくとよいでしょう。乾季には丘が茶色くなり、雨季には緑が増えるため、同じ場所から眺めても季節によって景色が変わります。

    もう少し自然のなかで夕日を見たいなら、ブキット・チンタがあります。市街地から車で15分ほどの丘で、港の中心部から眺める夕日とは違い、海と丘、小さな島々が広がる景色を見ることができます。夕日だけならウォーターフロントで過ごしても十分で、港周辺には夕食を取れる店も多いため、展望台から戻ったあとにそのまま食事という予定も組めます。ラブアンバジョの中心部はコモド観光の発展とともに整備が進み、以前の小さな港町から、レストランやカフェ、土産店が並ぶ観光拠点へ変わりました。それでも港には観光船や地元の船が数多く停泊しており、翌朝から自分たちが向かうコモド国立公園の島々を前に、港町らしい雰囲気を感じられます。到着日の午後に予定を詰め込みすぎず、洞窟をひとつ見て、夕方は海を見るくらいでも十分だと思います。


    海辺でのんびり過ごす

    到着日の午後を観光地巡りではなく海辺で過ごしたいなら、ワエチチュ周辺があります。ラブアンバジョ中心部から北側に位置し、湾に沿って海を眺められる場所で、この一帯にはリゾートホテルもあります。市街地の港とは景色が異なり、対岸の島々を眺めながら静かに午後を過ごせるのが特徴です。コモド島旅行では翌日からパダール島のトレッキング、コモドドラゴン見学、ピンクビーチ、マンタポイントなどを1日で巡る行程になることが多いため、到着日にまで観光を詰め込む必要はありません。午前中の便でラブアンバジョに着いたとしても、ホテルで昼食を取り、その後ワエチチュ周辺で海を眺め、夕方に市街地へ戻るくらいでも過ごせます。

    ラブアンバジョではサンセットクルーズも行われています。港を出発して近郊の海域を巡り、船上から夕日を見るもので、コモド島まで向かわなくてもフローレス海の景色を楽しめます。ただし、翌日に終日のコモド島ツアーを予定しているなら、到着日に必ず船を利用する必要はありません。翌日はスピードボートやクルーズ船で長時間を過ごすことになるため、初日は陸上の観光に分けてもよいでしょう。コモド島旅行ではどうしてもドラゴン、パダール島、ピンクビーチが主役になりますが、ラブアンバジョそのものにも海、丘、洞窟、港という異なる景色があります。特に午後から夕方だけ時間がある場合は、遠くまで向かわなくてもラブアンバジョらしい景色を見ることができます。


    半日あればランコ洞窟

    午前中にラブアンバジョへ到着し、午後をまとまって使えるのであれば、ランコ洞窟まで足を延ばす方法があります。バトゥ・チェルミン洞窟が市街地に近いのに対し、ランコ洞窟はラブアンバジョ北東側にあり、途中から小型船を利用して海岸に渡り、そこから歩いて向かいます。洞窟内部には青みを帯びた水があり、天井の開口部から太陽光が射し込む時間には水面の色が明るく見えます。コモド国立公園の島々とは性格の違う観光地ですが、石灰岩の地形と海が密接に関係しているフローレス島らしい場所のひとつです。洞窟そのものだけでなく、村から船に乗り換え、海岸から歩いて向かうまでを含めて半日程度を考えておいた方がよいでしょう。

    ランコ洞窟は、到着時刻が遅い日に無理に組み込む場所ではありません。午前便でラブアンバジョに着き、午後にまとまった時間が残る場合、あるいは帰国便が夕方以降で十分な余裕がある場合に候補となります。反対に、コモド空港を午後早めに出発するなら、市街地やバトゥ・チェルミンの方が予定を組みやすいでしょう。ラブアンバジョ周辺の観光では、見どころの数を増やすより、飛行機の時刻と翌日のコモド島ツアーを基準に場所を選ぶ方がよいと思います。午前到着ならランコ洞窟、午後到着ならバトゥ・チェルミンと夕日、夕方到着ならウォーターフロントで夕食というように考えると、空いている時間をそのまま観光に使えます。


    帰国日は市街地で過ごす

    コモド島ツアーを終えた翌日にラブアンバジョからバリ島やジャカルタへ向かう場合、飛行機が午後なら午前中に数時間残ることがあります。この時間は遠方の観光地より、市街地と港周辺で過ごすのがよいでしょう。ウォーターフロント周辺にはレストランやカフェ、土産店が集まっており、フローレス島のコーヒー、カカオを使った商品、伝統的な織物などを見ることができます。ラブアンバジョの市街地は大都市のように広くないため、港周辺で昼食を取り、買い物をしてから空港へ向かう予定でも時間を取りすぎません。市街地からコモド空港まで近いことは、帰国日の過ごし方を考えるうえでラブアンバジョの利点です。

    コモド島旅行を2泊3日や3泊4日で考える場合、観光の中心はどうしてもコモド国立公園になりますが、到着日と帰国日の数時間までホテルで過ごす必要はありません。午前到着ならバトゥ・チェルミンやランコ洞窟、午後到着なら展望台と夕日、帰国日は港周辺で食事や買い物というように分ければ、コモド島ツアーとは違うラブアンバジョの一面を見ることができます。とりわけ、翌朝のツアーでは暗いうちから準備を始めることもあるため、到着日は短時間の観光にとどめ、帰国日は空港に近い市街地で過ごす組み方が合っています。ラブアンバジョを単なるコモド島ツアーの出発地点として通過するのではなく、飛行機の時刻に合わせて数時間だけ市内を見て回ることで、フローレス島西部の港町そのものも旅行の一部になると思います。




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