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    【コモド島ツアー】コモドドラゴンを真っ先に見るなら早朝発も検討したい

    目次

    観光目的がコモドドラゴンの場合

    コモド島を旅行することを検討していて、コモド島のツアーを選ぶとき、パダール島のトレッキング、ピンクビーチの砂浜、マンタポイントのシュノーケリング、シアバ島でのウミガメとのシュノーケリングなど、見どころはたくさんあります。ただ、旅行の一番の目的がコモドドラゴンであれば、訪問する島の順番はよく考えておきたいところです。

    コモドドラゴン(コモドオオトカゲ)は、コモド島やリンチャ島でレンジャー同行のもとに観察する世界最大のトカゲです。日本に来日した東山動物園のタロウくんの生活環境と異なり、自然の中で生きる現地コモド諸島では時間帯によってコモドドラゴンの見え方が変わります。気温が上がる前の朝は比較的活発な行動が目立ち、日が高くなると木陰や涼しい場所で休む個体が増えてきます。

    ラブアンバジョ発の日帰りツアーでは、パダール島、ピンクビーチ、コモド島の順にめぐるコースが多く見られます。この順番は、景色、ビーチ、コモドドラゴンを一日で楽しむにはよくできていますが、コモド島到着が昼近くになることがあります。コモドドラゴンそのものを真っ先に見たい人にとっては、通常コースの順番が必ずしも希望に見合うとは限りません。コモド島旅行の満足度は、どの島を訪れるかだけでなく、どの時間に訪れるかでも変わってくるからです。


    コモドドラゴンメインで早朝が良い理由

    コモドドラゴンは爬虫類なので、周囲の環境を利用して体温を調整します。コモドドラゴンは日中に活動に適した体温を保つ時間があり、サバンナや森、マングローブなどの環境を使い分けて体温を調整していることが近年の研究によりわかっています。実際コモド島やリンチャ島に行っても、朝に活動を始め、午前中に日光を浴びる行動が見られます。そして、日が高くなるにつれて、地面や岩場の温度が上がると、開けた場所よりも木陰や建物の下、茂みの近くで休む姿が増えてきます。
    この行動が変化する時間ですが、レンジャーの話などをもとにした現地調査では、午前10時を境にだんだん横になる個体が多くなるようですが、やはり朝早い時間帯にコモドドラゴン見学をした方が良いのは確かだと思います。

    そのため、コモドドラゴンを見ることを主目的にするなら、早朝発のコモド島ツアーを検討する意味があります。早朝発といっても、ここでの意味は朝いちばんでコモド島やリンチャ島に行くという意味です。

    朝の時間帯は、レンジャーと歩きながら個体を探す場面でも、日中より観察の期待が持てます。もちろん野生動物なので、必ず目の前で歩く姿が見られるわけではありません。それでも、コモドドラゴンが活動する時間帯に合わせて島を訪れる考え方は、写真を撮るだけでなく、自然の中で生きる姿を見たい人に向いています。コモドドラゴンは展示施設の動物ではなく、国立公園内の自然環境で暮らす動物です。時間帯を合わせることは、その生態に合わせて訪れるということでもあります。


    通常のコモド諸島のルート

    ラブアンバジョ発の通常の日帰りツアーでは、早朝にホテルを出発し、港からスピードボートでパダール島を目指します。パダール島では展望スポットまで階段と山道を上がり、三つの湾が見える景色を楽しみます。その後、ピンクビーチで写真撮影やシュノーケリングを行い、次にコモド島でレンジャー同行の散策に参加する日程がよく組まれています。ほとんどのツアーで、朝7時台にラブアンバジョを出発し、パダール島、ピンクビーチ、コモド島の順で進む日程が確認できます。

    この順番には、ツアー全体としてのまとまりがあります。朝の涼しい時間に入島制限のあるパダール島を歩き、日が高くなった時間にピンクビーチで海に入り、その後にコモド島でドラゴンを見るためです。そしてコモド島には昼食のお弁当を食べる広いスペースが用意されています。これがコモド島ツアーの順番を決めている理由なのです。

    この行程は効率も良く、初めてコモド国立公園を訪れる人にとっては、代表的な見どころを一日でめぐれる内容です。ただ、コモドドラゴンが目的の旅行であれば、コモド島が3番目になる点は見落とせません。昼近くの訪問でもドラゴンを見る機会はありますが、朝の活動時間に合わせたいなら、最初にコモド島を訪れる日程を相談したほうがよいでしょう。


    コモドドラゴンを先に見る行程

    コモドドラゴンを真っ先に見るなら、混載のオープントリップよりも、プライベートツアーの方がふさわしいと言えます。混載ツアーは、参加者全員で同じ日程をたどるため、パダール島を先にするコースになるでしょうし、行程アレンジをしてくれるツアー催行会社はまずないでしょう。

    一方、プライベートツアーなら、朝の出港後にコモド島を先に訪れ、その後でパダール島、ピンクビーチ、タカマカサル、マンタポイント、カナワ島などを組み合わせる相談ができます。コモドドラゴン重視の旅行であれば、まずコモド島に向かい、レンジャー同行の散策を終えてから景色や海のスポットをめぐるルートが合います。
    そして、現地の日系ツアー専門の旅行会社に確認してみたところ、対応しているという回答でした。



    早朝発にする場合は、ホテル出発の時間も変わります。通常の日帰りツアーより早い時間に港に向かい、船の準備、乗船、出港を済ませる必要があります。スピードボートの種類、港の混雑、天候、海況によって到着時間は変わるため、予約時には「コモドドラゴンを先に見たい」「コモド島を最初にしたい」と具体的に伝えることが大事です。場合によっては、パダール島のトレッキングに立ち寄ることができないかもしれませんが、コモドドラゴンを朝に見ることを優先する行程ですのでその辺は仕方がないかもしれません。


    プライベートツアーでは選択可能なツアー会社も

    早朝発(というか朝ドラゴンルート)のコモド島ツアーを希望する場合、予約前に確認したい内容ははっきりしています。対応可能な日系ツアー会社によると、そちらではプライベートツアーの手配完了後に自動的に「コモドドラゴン見学がメインの場合には早朝出発も可能である」ことをご案内しているとのことでした。
    コモド国立公園のアイランドホッピングは海を渡るツアーなので、当日の天候や波の状況で訪問順が変わることもあります。それでも、最初からコモドドラゴン優先で相談できれば、通常コースとは違うオリジナルの旅程が可能になります。

    コモド島旅行では、すべての人に同じツアーが合うわけではありません。パダール島の絶景を第一に考える人は、朝にパダール島を訪れる通常コースが合うでしょう。ピンクビーチやシュノーケリングを楽しみたい人は、海の時間を長く取る行程が合います。コモドドラゴン見学をメインの目的にする人は、早朝にコモド島を訪れる日程を検討したいところです。コモド島ツアーを選ぶときは、訪問スポットの多さだけで決めるのではなく、何をいちばん見たいのかを先に決めておくと、旅行全体の内容がはっきりします。世界最大のトカゲを自然の中で見るためにコモド島まで行くなら、朝の時間をどう使うかということも、ツアー選びの大きな分かれ目になると言えるかもしれません。



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