アメリアヒルは、地元ではブキット・シルビアという名称で、英語でアメリアヒル(シルビアヒルとも)と呼ばれている小高い丘です。

ラブアンバジョ市街地から車で15分ほどの距離に位置し、幹線道路沿いで下車し、徒歩で坂道を上っていくと、突然視界が開ける地形になっています。丘の上は標高こそ高くありませんが、周囲に視界を遮る建物や山がないため、海と空を広く見渡すことができます。

この場所が夕日の名所として知られる理由は、太陽が沈む西方向に対して正面が大きく開けている点にあります。日没が近づくにつれ、フローレス海の色が徐々に変化し、遠くに浮かぶ島々の稜線がはっきりとした影として現れます。

太陽が水平線に近づく時間帯には、島と島の隙間に光が差し込み、海面に長い反射が伸びていく様子を確認できます。空の色は短時間のうちに刻々と変わり、同じ場所に立っていても数分ごとに異なる表情を見せ、とてもきれいです。

アメリヤヒルから見える景色には、人工物が一切ありません。港や市街地の灯りは遠くに控えめに見える程度で、視界の大部分を占めるのは海と島、そして空です。ラブアンバジョ周辺の島々も見渡せ、豪快な景色が広がっているのも魅力です。そのため、観光地でありながら、自然の中に身を置いている感覚が強く残ります。日中に島巡りやシュノーケリングを終えたあと、静かに景色を眺める時間を過ごす場所として最適です。

夕方になると、写真撮影を目的とした旅行者が集まりますが、騒がしい雰囲気になることは少なく、比較的落ち着いた空気が保たれています。地元の人が短時間立ち寄り、日没だけを見届けて帰る姿も見られます。観光用に大規模な施設が設けられていないため、景色そのものが主役となり、訪れる人それぞれが同じ夕日を自分なりの時間軸で受け止める場所になっています。
さらに、このアメリアヒルはちょうどコモド・ラブアンバジョ空港のすぐそばに位置するために、フライトが着陸・離陸する場面を見ることもでき、これもひとつの人気となっています。

ラブアンバジョには西向きにつくられて夕日がきれいにみられるホテルやレストランも多いですが、この丘に登って眺める風景も一興です。ちなみに、朝日も拝めますが、夕日に比べるといま一歩眺望としては足りないかもしれません。
それから、このサンセットスポットは、アヤナリゾートから程近いので、アヤナコモドリゾートに宿泊される方は、ここまで徒歩でアクセスすることも可能です。他のホテルからは徒歩では無理だと思います。

ラブアンバジョは、日中は海のアクティビティが中心となる土地ですが、時間が合えば、夕日も楽しむことができるのは良いですね。コモド島のアイランドホッピングに加え、夕日まで終日観光が堪能できるのでやはりおすすめの観光地といえそうですね。

